子供の身長を伸ばしたいと思っている親御さんはとてもいることでしょう。
身長を伸ばすために必要なことをまとめてみました。
身長を伸ばす栄養素とは?
実は「これを摂れば確実に伸びる!」というのはないようです。
成長期にバランスの良い食事をとり成長に伴いエネルギー摂取量を増やし、
運動と睡眠をリズムよくすることが大切ということです。
カルシウムは?
それでも重要な栄養素はあるといわれるカルシウムを摂るために牛乳を多く飲むという話を聞くことはありますが、
カルシウムは1回の摂取量から吸収される量も限られているため、
牛乳だけを1度に大量に飲むのではなく、他の乳製品や緑黄色野菜、小魚など
様々なカルシウム源となるものを摂るようにすることが必要です。
また、カルシウムは骨の60%を占めるため骨の健康には重要な成分の1つです。
ですが、1回で吸収される量は限られているので、吸収をサポートする「ビタミンD」と「ビタミンK」を
同時にとることがいいとされています。
大豆製品・魚介類・きのこ・たまご・緑黄色野菜などを一緒に摂取することがいいようです。
タンパク質は?
成長期のサポートにはタンパク質は有効です。
タンパク質は筋肉の成長には不可欠な栄養素です。
筋肉と骨はくっついている骨格筋が多くあるため、骨と一緒に成長することが理想的であると考えられてます。
成長によりタンパク質の必要量も増えるので、身長や体重の変化に合わせてタンパク質の量を増やすことを意識すればいいそうです。
睡眠
睡眠時に分泌される成長ホルモンは骨の成長にも大きな影響があるといわれています。
成長ホルモンは深く寝入った直後に分泌のピークがあるといわれています。
ただ、不規則な生活ではいい影響はでないようなので
規則正しい生活(睡眠時間、起床時間、食事の時間など)を心がけることがいいのではないかと思わます。
運動
運動をすることでも骨に良い影響が与える可能性があるそうです。
若いころの運動は、年をとってからの骨密度にも影響するといわれています。
プロテインは身長が伸びなくなるのか?
プロテインは主にタンパク質です。
タンパク質を必要量以上摂ることは気を付けないといけないですが、
プロテインを飲むことによって身長が伸びなくなる直接的な原因になるとはいえないと思われます。
骨格筋の成長のためにもタンパク質は必要な栄養素ですし、
プロテインも成長を考えて作られた食品ですので、1回の摂取量を守っていれば大丈夫でしょう。
まとめ
結局「これを食べたら」「このような行動をしたら」という決定的なことはないようです。
ですが、運動、食事、睡眠をリズムよくし、食事ではタンパク質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど
成長に伴い必要量が増えるのでしっかり摂ることを心がけていけば、身長が伸びる助けになると考えれらています。